メンズエステ「施術時間が余った」問題の解決方法をセラピストが解説!

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メンズエステのセラピストさんの中には、施術をする際の時間配分について悩んでいる方も多いと思います。

特に、新規のお客さんから120分や150分などのロングコースの予約が入った場合、時間が余ってしまうことはよくあります。

コース時間内のやるべき施術を終えて、時計を確認したらまだ時間がたいぶ時間が残っている……そんな状況を経験したセラピストは少なくないのではないでしょうか。

今回のコラムでは、メンズエステの施術時間が余ったときの対処方法を解説いたします。

施術時間が余ったときはリピーター獲得のチャンス


メンズエステの施術時間が余ってしまうと、気まずい空気になりがちですよね。

自分では丁寧なマッサージを心がけていても、利用コースやお客様との相性によっては予定よりも早く施術が終わってしまうことは起こりがち。

でも、心配しないでください。そんなとき、メンズエステの時間余り問題を解決する魔法の言葉があります。

もしも残り時間が余ってしまったら、お客様にこう聞いてみましょう。

女の子
マッサージが足りないところはありますか?

自分の中で「施術はひと通りやりきった」と思っていても、お客様は意外と物足りなさを感じていたりするものです。

そんなとき、お客様にやお仕事などで日常的に酷使している部位などをヒアリングし、追加で施術して欲しい箇所を教えていただくのは有効です。

そうすることで、次回リピートしてくださったときに「今回はここを重点的にマッサージしよう」と予めペース配分をたてやすくなります。

また、ヒアリングはお客様とコミュニケーションを図るという観点からもおすすめです。

メンエスに来店するお客様って、一人一人いろんな事情を抱えていますよね。

「マッサージでコリをほぐしたい」「疲れをとりたい」といった要望はもちろん、中には「人恋しいからいっぱいお喋りして癒されたい」という方もいらっしゃいます。

マッサージの後に、お客様のそうした潜在的な欲求も満たしてあげると、満足度をより高められるでしょう。

その分、リピーターにつながる可能性もグンとアップするというわけです。

メンズエステにおける時間配分の目安とは


メンズエステの場合、通常90分コースぐらいを利用される方が多いと思います。

90分コースの施術は、下記のような内容が一般的でしょう(お店によって違います)。

・うつ伏せマッサージ
・仰向けマッサージ
・足つぼ・鼠径部などのマッサージ

それぞれにかかる時間を、90分コースを例にとって表してみると以下のようになります。

施術内容 部位にかける時間(目安)
うつ伏せ
(背中指圧~足・ふくらはぎ~お尻~腰・首)
35分
仰向け
(足首・太腿~鼠径部~デコルテ)
30分
施術以外(シャワー・誓約書記入その他) 25分

120分コースは、基本的な施術に横向き施術が加わると考えておくと時間配分がイメージしやすくなります。

また、150分以上のコースの場合、上記の横向き施術を両側で行います。右向きの施術をやったら、今度は反対側の左向きでもじっくりと横向き施術を行うというイメージです。

横向き施術は、まだやったことがないセラピストさんもいるかもしれませんね。そんな女性のために、やり方を簡単にご紹介しておきましょう。

横向き施術のやり方


まず お客様に横向きになっていただきます。

このとき、お客様の体を安定させるために枕を2つ用意しておくのがおすすめです(1つは抱く用、もう1つは曲げた足を支える用)。枕がない場合は、施術用のタオルなどで高さを出すだけでもかなりやりやすくなります。

体勢が整ったら、右足を伸ばし、左足を90度に曲げます(右肩を下にした場合)。

伸ばした方の足裏を自分の太腿で固定したら、足から順にほぐしていき、お尻、腰、背中、肩甲骨も片側ずつ施術します。鼠蹊部にも手を差し込んでアプローチしましょう。

肩甲骨は、手を背中に回してもらい、しっかり肩甲骨をはがしていきます。肩甲骨周りのストレッチも4方向にほぐしていくのがコツ。

横向き施術は時間調整に好都合なだけでなく、お客様からのお触りもガードできるというメリットもあります。極めておいて損のない施術ですよ。

全体的なメンズエステの流れに横向き施術をどう組み込めばいいのかは「メンズエステのサービス内容とは? 流れに沿って詳しく説明します!」のコラムを参照してください。

まとめ

今回は、メンズエステで施術時間が余ってしまったときの対処法を解説しました。

まとめると、施術時間が余ってしまったときは

・マッサージの足りない部分をもう一度ケアする
・会話などでお客様とコミュニケーションをとる

この2つのやり方で切り抜けるのがコツ!

また、お客様へのヒアリングは時間コントロールの大切なポイントです。

ヒアリングは施術時間が余ったときだけでなく、施術を始める前にも重要なのは言うまでもありませんよね。

施術を始める前には、お客様にマッサージが不要な箇所を聞いておくのは鉄則です。

なぜなら、施術中にお客様から「上半身は大丈夫」「腰はやらなくていいよ」などと言われると、予定が狂ってよけいに焦ってしまう可能性があるからです。

施術しなくてもいい箇所を知っておけば、不要な部位を事前に避けて別の箇所を重点的にマッサージできます。その分落ち着いて施術をこなすことができ、時間配分のミスも防ぎやすくなるでしょう。

大事なことなので繰り返しますが、施術時間が余ってしまっても焦る必要はありませんよ。

施術時間が余るのは、時間が足りなくなるよりもマシですからね。

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モルワイデ・綾

メンズエステ経験5年の元セラピスト。現在はメンズエステの業務のお手伝いをしながら、セラピストさんやメンズエステユーザーに向けて役立つ情報を発信しています♪

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