メンズエステは実際どこまでサービスOK? NG行為との線引きを解説

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今回は男性なら気になる「メンズエステはどこまでできるのか?」という疑問にお答えしていきます。

「どこまでできるのか」とは「実際、どこまでエッチなサービスをしてもらえるのか

――つまり、

(お触りや抜きなどの過剰行為にならない)ギリギリOKなラインはどこか?

ということです。

メンズエステのサービスにはグレーな部分もあります。そのため、どこまでOKなのかが分からず暴走してしまう男性客も多いようです。

この記事では、メンズエステの施術内容やサービスにおける許容範囲、風俗サービスとの違いなどを説明していきます。正しく理解しておけば、いざというときのトラブル回避に役立ちますよ!

メンズエステとは何をするところなにか、というそもそもの定義については、下記の記事をご覧ください。

そもそも、メンズエステとは


メンズエステとは、男性向けのリラクゼーションマッサージ。綺麗な女性セラピストが非日常な癒しを提供してくれるお店です。

メンズエステのマッサージには、主に下記の特徴があります。

全身で寄り添う密着マッサージ

メンズエステでは手技だけでなく、添い寝の状態で足や太ももなど体全体を使ったマッサージも行われます。

セラピストの胸や太ももがぴったりと密着するこの刺激的な施術は、メンズエステにおけるリラクゼーションマッサージの醍醐味です。

メンズエステの施術はうつ伏せ~仰向けの順で行われるのが主流(※)ですが、どちらの体勢にも密着度の高い施術があります。

(※註)仰向けに特化したコースを取り入れているお店もあります。

鼠径部周辺へのディープリンパ

メンズエステ最大の醍醐味が鼠径部マッサージ。すなわち、ディープリンパです。

メンズエステの一番のお目当てが、このディープリンパだと言って過言ではないでしょう。

鼠径部リンパ節とは、足の付け根にあるリンパ節(全身のリンパ液を回収して静脈に戻す器官)です。

下腹部の付け根にある鼠径部は体内の有害物質を排除するリンパ節が集中している敏感なエリアなので、疲労回復の効果が得られます。

また、男性器にとても近い部位であり、ペニスに触れることはないものの、キワキワを丁寧に施術することで心地よい刺激を感じることができるのが特徴です。

メンズエステのサービスはどこまでがOKライン?

メンズエステのサービスの線引き
メンズエステが風俗店と勘違いされやすいのは、下記のような理由からだと思われます。

・エステと称する風俗店(=風俗エステ)があるから
・メンズエステの性的サービスを題材にしたAVの影響
・「A店の○さんが抜いてくれた」などの口コミがネットに氾濫しているため

まずはっきりさせておきますが、メンズエステは風俗店ではありません風俗エステとメンズエステは、まったくの別物です!

風俗店は性的サービスを行うために届出書を提出する必要がありますが、メンズエステにその義務はありません。

風営法(風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律)では、下記のように定められています。

店舗型性風俗特殊営業

2号営業 店舗型ファッションヘルス
定義
個室を設け、当該個室において異性の客の性的好奇心に応じてその客に接触する役務を提供する営業(1号営業に該当する営業を徐く。)

引用:風俗営業等業種一覧 警視庁

言い換えれば、メンズエステで性的好奇心に応じてその客に接触する(性的サービス)」のはNG。男性客は、基本的に受け身で施術を受けるだけ!

しかし、メンズエステユーザーにはそうした「生殺し」を味わいたい男性も多いようです。

そこで「どこまでサービスしてもらえるのか」「サービスのギリギリOKラインはどこか」といった疑問は出てきて当然、ここでメンズエステのOKとNGを細かく解説しておきましょう。

勃起や射精は故意でなければ問題ない

メンズエステでは、勃起や故意ではない誤爆(※)はOKとされています。

誤爆

施術中にお客様がうっかり射精してしまうこと。「暴発」とも言う。

これは、健康的な男性ならむしろ当たり前の「生理現象」とみなされているため。

セラピストは、お客様が勃起したり誤爆でうっかり射精したりといった事故に関しては、折り込み済みで施術をしています。

だからと言って、性的なサービスやセクハラをするのはNG。

メンズエステでは、セラピストが鼠径部のキワキワを揉みほぐす鼠径部マッサージや、体をくっつけてマッサージする密着施術などの刺激的なサービスをします。

中にはNG行為との線引きが曖昧な寛容なセラピストもいるため

男性
(ちょっとぐらいならいけるかも……)

なんて期待してしまうかもしれませんが、くどいようですがNGです!

セラピストに自分からタッチするのはNG

メンズエステで使われる隠語に「長割」があります。

読み方は、ながわりではありません。長を“おさ”と読んで「おさわり」。つまり、お触りを意味する隠語です。

なぜこのような隠語が存在するかと言うと、メンズエステではお触り自体がNG行為だから。

メンズエステでは、お客様側は受け身オンリーなのが基本です。

なので、お客様からセラピストの胸やお尻などをタッチするのはNG!

メンズエステでは、お客様がセラピストを積極的に触ろうとする行為は禁止されているので注意してください。

ただし、故意ではなく、体を動かした拍子に軽く手が当たってしまった程度なら問題ありません。

抜き行為はもちろん全部NG

メンズエステは風俗とは違って、性的なサービスを行うのに必要な届出書を提出していません。

そのため、抜き(射精)行為などの性的サービスもすべて禁止されています。

メンズエステでは鼠径部マッサージといったセクシーな施術もありますが、お客様を射精させるサービスは行われていません。

もしもそうした行為をしていたら、悪質な違法店なのでご注意を。

もちろん、お客様の方から性的サービスを強要するなんてもってのほかですよ。

男性
(オプションを付けると匂わせれば「もっといける」のでは?)

中にはそんなよからぬことを企む男性もいますが、そんなことはありませんからね!

メンズエステの密着サービスはどこまでOK?

性的好奇心の有無がポイント
メンズエステのサービスで分かりにくいのは密着がどこまで許されるのか?ということでしょう。

まず基本的なことですが、男性からセラピストに抱きつくことはNGです。

例えば、普通の個室居酒屋などで女性店員にいきなり抱きついたらセクハラで一発アウトですよね。それと同じことです(同様に、セラピストが施術以外で抱きついたりするのも基本NG)。

一方、セラピストが施術中にハグの体勢になって行うマッサージもあります。

こうしたハグ施術は許容範囲なのでしょうか?

ハグ施術

ハグ(軽く抱きつつむこと)を通じたスキンシップで相手を癒すヒーリング手法

結論から言えば、ハグ施術は違法ではありません。

メンズエステでハグ施術がよく行われるシーンとして「バックハグ」が挙げられます。

バックハグでは、主にうつ伏せや4TBの姿勢でセラピストがお客様の背面から施術を行います。

実際にハグをしなくても、後ろから抱きつくような姿勢でマッサージを行うのが特徴です。

こうしたハグ施術は違法ではありませんが、やりすぎには要注意。

あまり度が過ぎると風営法の接待行為にあたる場合もあるので気を付けてください。

また、ハグをすることでお客様の勘違いを助長し、性的サービスや過剰サービスの要求に繋がりやすいというリスクがあることも忘れてはいけません。

近年、メンズエステにおける「性的サービス」の解釈は厳しくなりつつあります。

上述した抜き(=射精)行為以外にも

・リフレッシュに必要ない密着
・リラクゼーションと関係ない過激な衣装
・一般サロンでは考えられない際どいオプション

これらもやりすぎると、性的サービスの疑いがかけられてしまうケースもあるので注意してください。

くれぐれもマッサージという前提を忘れず、密着サービスをするにしても性的好奇心を抱かせない/抱かないことが重要です。

NG行為でも悪意がなければセーフになることも

アクシデントならぎりぎりセーフ
メンズエステでは、性的サービスを強要したりほのめかしたりする行為は完璧にNGです。

ですが、男女が密室で二人きり(しかも、男性は紙パンツ一枚)というグレーな状況だけに「NG行為だけど悪意はない」と判断されれば、なかったことにしてくれる場合があります。

ケース別にそれぞれ見ていきましょう。

メンズエステでギリギリOKになる事例

紙パンツから性器がうっかりはみ出してしまった

メンズエステで着用する紙パンツは、マッサージをしやすいように面積が狭く設計されています。

そのため、鼠径部マッサージの施術中に紙パンツの隙間から性器が露出してしまうことはよくあること。

この場合、あくまでもハプニングであれば、大きな問題になることはありません。

本来、メンズエステで性器を露出して見せつけるのはNG行為ですが、故意ではなかったと理解してもらえれば大丈夫。

メンズエステでこうした事故を避けるためにも

・性器がはみ出さないようにチンポジを調整する
・はみ出てしまった場合は、大げさに騒がない

上記の2点を心がけておくことが大切です。

ちなみに、このようなケースではセラピストが性器を紙パンツの中に戻す行為は禁じられています。

セラピストは男性器に一切手を触れることができないので、必ずお客様側が直すようにしましょう。

不意に勃起してしまった

メンズエステでの施術中には、セラピストが体を密着させて股間キワキワをマッサージすることもあります。

そのため、お客様がムラムラしてきて、そのつもりでないのについうっかり勃起してしまうのも珍しくないことです。

この場合も、上記のケースと同じく、故意にやったのではなければ問題にはならないでしょう。

勃起は男性にとって生理現象なので、起きてしまうのは仕方ありません。ただし、「大ごとにしないこと」が大事!

興奮する気持ちも分かりますが、くれぐれも自制心を保って、セクハラ行為に発展しないように努めることが肝心です。

あくまでも冷静さを心がけていれば、勃起はそのうちに治まってくるはず。

頭の中で何か別のことを考えるなど、勃起を回避する方法を普段から心得ておくとベターですね。

まとめ


今回は、メンズエステではどこまでサービスを行うのかについてご紹介しました。

メンズエステは、リラクゼーション目的のマッサージを提供する場所。風俗エステとは異なり、性的なマッサージやトップレスでのサービスはありません。

メンズエステの禁止事項をまとめると、こうなります。

抜き行為や本番行為などの性的サービス
セラピストの胸や下半身を触る行為
自慰(オナニー)
施術を行う女性セラピストへの暴言や暴力
女性セラピストとの会話の盗聴や盗撮行為
無断キャンセル

メンズエステを快適に利用するには、これらの禁止項目をきちんとまもらなくてはなりません。

特に気を付けたいのが、性的サービスの強要。

過剰要求があまりにもしつこいと、最悪の場合はお店を出禁になってしまうので要注意です。

また、店内でオナニーをすることも禁止事項です。非風俗のメンズエステでは、射精行為は一切NG。店内で性器を露出すること自体NGです。

メンズエステで気持ちよく過ごせるように、男性客もセラピストも十分注意しましょう!

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モルワイデ・綾

メンズエステ経験5年の元セラピスト。現在はメンズエステの業務のお手伝いをしながら、セラピストさんやメンズエステユーザーに向けて役立つ情報を発信しています♪

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