セラピストさんから、こんなご質問をいただきました。
メンズエステでセラピストをしていますが、最近は精神的にも肉体的にも疲れが溜まって限界に近いです。
特に、メンタルが疲れて病んでしまいそう。メンエスのお仕事を続けるためのメンタルケアの方法を教えてください。(都内メンズエステ勤務Aさん・セラピスト歴3年)
メンズエステのセラピストは、性的サービスをしなくても高収入を稼ぎやすい人気の職業です。
その一方で、メンズエステのお仕事は精神的・肉体的に疲れやすいという声もよく聞かれます。
今回は、メンズエステで病む女の子が多い理由や、病んでしまった際のメンタルケアについてお伝えしていきます。
メンズエステのセラピストで疲れてしまう理由とは
体力的に疲れやすいから
セラピストのお仕事はマッサージがメインです。
メンズエステでは、腕に適度な力を込め、中腰になって男性の全身をマッサージする必要があるため、とても体力を使います。
特に、お仕事を始めたばかりの頃は力加減がよくわかっていないため、マッサージを終えたあとでぐったりするほど疲れてしまうセラピストさんも少なくないようです。
精神的に疲れやすいから
主に接客面で、精神的に疲れるというセラピストさんは少なくないようですね。
ここで、大事なことを書きます。
メンタルが病んでしまう理由というのは、実は一つしかありません。
それは……相手の期待に応えすぎているからです。
「私は本当はこうしたい」という気持ちを押し殺して、お客様に好かれるようにふるまっていると、どんどん病んでしまいます。
なぜなら、メンズエステのお客様は「わがまま」だから。
どんなに紳士的な男性でも、心の中では「隙あらば」「あわよくば」と思っていたりします。
単純に凝りをほぐしたい、というだけではなく「異性と接して癒されたい」という願望を持っているのです。
そんなお客様を相手に愛想よくふるまったり、愚痴を聞いてあげたりするのって、よほど接客好きな女の子でも精神的に疲れますよね。
それに、中にはマナーを守らない困ったお客様もいて、余計にストレスを感じてしまいがち。
お触りしてきたり、抜き(射精)などの過剰要求をしてきたり……そんな過剰行為対応することで疲労感を覚えるケースも少なからずあります。
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人間関係に疲れるから
メンズエステは女の子が多い職場です。
基本的に女社会であるメンズエステでは、ほかのセラピストと揉めるなどして人間関係に疲れてしまうといった話も耳にします。
セラピスト同士で揉め事になる原因には、こんなものがあります。
お客様を奪われた
自分ではお客様を奪ったつもりがなくても、お客様の方から目移りしてほかのセラピストさんに乗り換えてしまうケースも少なくありません。
そうしたことから「お客を取られた」と思われて、トラブルに発展することがあります。
お店の中に派閥がある
メンズエステは個人で働く環境なので、基本的に派閥はありません。
しかし、中には女の子同士で派閥が存在し、派閥内で揉めごとが起きる例もあるようです。
思うように稼げないから
セラピストが病む主な理由のひとつに「稼げない」ということが挙げられます。
メンズエステは高収入を見込めるお仕事ですが、セラピストさんによって集客に波があるのも事実。
・指名が取れない
・リピーターを獲得できない
・お客様がオプションを付けてくれない
そんな理由から病んでしまいそうなときには、稼いでいるセラピストさんの接客方法を参考にするなどして営業努力をしてみることも必要でしょう。
また、そもそも勤めているお店が「来客数が少ない」「バック率が低い」などの理由で思うように稼げないケースもあります。そんなときは、思い切ってお店の移籍などを検討してみるのも手です。
メンズエステの仕事に疲れた時の対処方法
では、メンズエステのお仕事に疲れてしまったとき、どう対策すればいいのでしょうか?
実際に現役のセラピストさんがやっている対処方法をご紹介します。
長めに休暇を取る
疲れたときは、当たり前ですがやはり休むのが一番です。
メンズエステは基本的に「自由出勤制」なので、セラピストが自由に出勤日を決められます。一般企業のように「週5で出勤しなければならない」「1ヶ月に○日は出勤しなければならない」などの決まりはありません。
ですから、事前にシフトを提出しておけば「1週間のうち3日出勤したら4日間は休むようにする」など好きにスケジュールを組んで、比較的自由に休みを取ることができます。
「最近働き過ぎてちょっと疲れちゃった」というときは、リフレッシュするためにちょっと長めに休暇を取って、体を休めることをおすすめします。
自分へのご褒美を用意する
頑張った自分にちょっとしたプレゼントをあげるのも、モチベーションを高める方法です。
「ちょっと贅沢なごはんを食べる」
「週末はホテルステイでリラックス」
など、自分へのご褒美を用意するのも、疲れた時の対処方法として有効といえるでしょう。
メンズエステで良い接客をするには、リフレッシュやストレス解消も大切です。あまり無理をせず、適度に休息やご褒美を入れるのが疲れを溜めないコツです。
スタッフや同僚に相談してみる
信頼できるお店のスタッフや仲のよいセラピストさんがいるなら、愚痴を聞いてもらうことですっきりすることもあります。
例えば、お客様の過剰要求に悩んでいるのなら、スタッフさんに相談することでNG扱いにしてもらったり、上手な交わし方を教えてもらったりできるでしょう。
あるいは、指名が少なくて悩んでいるセラピストさんは、同僚に相談すれば指名の増やし方や施術のテクニックを教えてもらえるかもしれません。
一人で悩みを抱え込むのではなく、周りの人に悩みを相談することで、病んでしまった原因を解消することができますよ。
メンズエステのお仕事を辞めたいほど病んだらどうする?
上記の方法でも解決できない――そんなときにおすすめの手段を2つご紹介します。
働くお店を変えてみる
他店に移籍することで、抱えていた悩みや問題が解決することもあります。
働く環境を変えることで、再び前向きな気持ちで働けるようになったセラピストさんは多いですよ。
例えば「お客様が思うようにつかない」から病んでいるあなた。
稼げない原因は、自分のせいばかりとは限りません。
お店に集客力がないせいでお茶をひいたり、そもそも客質が悪かったりするケースだってあります。
あるいは「お客様の期待に応えすぎる」から病んでいるあなた。
あなたは「本当の自分」を隠して、メンズエステでセラピストの「着ぐるみ」を着ていませんか?
それでは疲れてしまい、メンタルが病むのは当然。その着ぐるみを脱げば、元のメンタルを取り戻せます。
……とは言え、キャラ変するのもヘンですね。お客様が戸惑ってしまうし、お店も売り出し方に困るでしょう。
そんな場合、思い切って働く環境を変えるのもありです。
実際、別のお店に移籍したことで再び前向きな気持ちで働けるようになった、というセラピストさんはたくさんいますよ。
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メンズエステで働く目的を見つめ直してみる
専門的な知識や技術がなくても、また1ヶ月の出勤日が少なくても安定した生活ができるだけの収入を得られるのが、メンズエステの最大の魅力ですよね。
ほとんどの場合、セラピストさんがメンズエステで働き始めた目的はこの「高収入」を得ることだと思います。
どうしようもなく疲れたときは、一度原点に立ち戻って、メンズエステで働くようになった目的を振り返ってみましょう。
「お金を貯めてどうしてもやりたい夢がある」
など、具体的な夢や目標を持っている方は多いはず。
セラピストを辞めたくなったときは、あらためてそのことを思い出して、「もう少し頑張ってみよう」と気持ちを切り替えるのが大事です。
夢や目標をあらためて思い起こすことで、前向きな気持ちで仕事に取り組めることでしょう。
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まとめ
私は声を大にして、言いたいです。
メンズエステのセラピストは、リラクゼーションで人を癒すのがお仕事。そのあなたが病んでしまったら本末転倒じゃありませんか!
今回はお伝えしたことをまとめると、多くのセラピストはお仕事に疲れたときにこんな対策で乗り切っているようです。
・休みを取ってリフレッシュする
・良い意味で肩の力を抜いてみる
それでも乗り切れないときには、思い切って別の店舗に移籍したりするのもあり。一番大切なのは、何より自分の健康なので、くれぐれも無理はしすぎないようにしましょう。
メンズエステで働きたい女の子や移店を検討している女の子は、ぜひ『ラグタイム』を検討してみてはいかがでしょうか?
ラグタイムは、セラピスト未経験の女の子も大歓迎。女性オペレーターが、24時間対応で親切にアドバイスしてくれますよ。
まずはご相談だけでもOK♪ お気軽にご連絡くださいね。