メンズエステで働く前に、お給料の仕組みについて気になりますよね。
普通のバイトよりも稼げると言われるメンズエステですが、どのくらい収入が得られるのかイメージできない方も多いと思います。
実はメンズエステのお給料は、性的なマッサージをするお店じゃないのに「風〇と同じぐらいかそれ以上」稼げちゃうんです!
この記事では、メンズエステのお給料について解説します♪
メンズエステのお給料の仕組み
メンズエステのお給料は、ほとんどが「歩合制」です!
その他のお給料に「保証」や「オプション代」「本指名代」などがプラスされます。
少し複雑な仕組みなので詳しく解説しますね。
歩合制とは?
メンズエステのお給料の仕組みで最もメジャーなのが「歩合制」です。
歩合制は、お客さまの付いた数と時間・コースによってお給料が増えます。

利用されるコース料金×お店が決めている割合(=バック率)=バック額
と覚えておきましょう!
1本あたりの歩合率(バック率)
歩合率が高ければお給料が上がります。
また、同じ歩合率50%でも、お客さまの支払う額が多い店ならより多くのお金を手にすることができます。
歩合制のメリットは、頑張った分だけお給料が増える点です。
お給料を増やすためには、技術や接客力を磨いたり、集客のためにSNSでの発信を頑張ったりする必要があります。
努力が必要なので大変ではありますが、その努力がお給料に反映されるので、やりがいをもってお仕事ができます。
逆に歩合制のデメリットは、お客さまが一人もつかないとその日のお給料が0になってしまうこと。
ですが、メンズエステはお客さまの数が多いのでお給料がゼロになることはめったにないでしょう。お客さまの数が極端に少ないお店を選ばない限り、確実に高収入を手にすることができます。
万が一、お客さまがつかなかった場合に備えて「保証」制度を用意しているメンズエステもあります。
保証とは?
メンズエステのほとんどは歩合制でお給料を払っているので、万が一お客さまが一人も付かない場合はお給料が0になってしまう可能性があります。
もしもあなたが出勤したのにお給料が貰えなかったら、今後出勤したくなくなってしまいますよね?
そんなことにならないために、「保証制度」を設けているお店もあります。
保証制度とは、一定時間以上出勤したときにお客さまが一人も付かなくてお給料が0になってしまった場合にお金がもらえる制度です。
お店によって日給制にしている場合や、時給制にしている場合があります。
また、保証は無条件でもらえるわけではなく、「8時間以上出勤で日給1万円支給」や「5時間以上出勤で時給1200円支給」のように、一定時間以上勤務しないともらえない場合がほとんどです。
金額としても、あまり大きい額ではないので自分で頑張ってお客さまを呼ぶ方が稼ぐには効率がいいでしょう。
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指名料
メンズエステには、お客さんから追加料金を支払ってセラピストを指名できるシステムがあります。
この料金が「指名料」としてお給料に上乗せされます。この指名料からセラピストさんに「指名バック」が支給されるのです。
指名料は、セラピストさんに全額バックされるケースが多いようですね。
ちなみに指名2回目以降は本指名と呼ばれます。
本指名料は指名料よりも高額に設定されるケースがあるため、 たくさん稼ぎたいならリピーターを獲得するのが鉄則。
メンズエステでは「売り上げの8割はリピーターが作る」とも言われるほど大事な要素です。
オプション代
メンズエステのお給料は、歩合や時給に加えて「オプション代」がもらえるお店もあります。
店舗により異なりますが、オプション代は「オプションバック」半額~全額還元してもらえるケースが多いです。
1つのオプションの相場は、ホイップが1000円、ディープリンパが3000円など額面としては少なめに感じるかもしれませんが、少しでも多く稼ぎたい方はお客さまにオプションを頼んでもらえるようにそこはかとなく営業をするのもおすすめです。
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メンズエステのお給料の例
30代OLの場合
メンズエステはシフト自由なので、本職のお仕事終わりに働くことも可能です。
本職退勤後に18時~23時まで5時間働いた場合、一日平均3万円程度稼げます。
時給に直すと、大体6,000円ぐらいです。
週に3日働くと、月収30万円程度になります。
副業で働いても、本職より多く稼げる可能性があります!
20代フリーターの場合
こちらは本職としてメンズエステでお仕事をされているセラピストのお給料の例です。
一日10時間働いた場合、日給の平均は55,000円程度です。
時給に直すと大体5,000円ぐらいです。
週に5日働くと、月収100万円以上!
20代女性の平均的な月給が20万円程度なので、同世代よりもはるかにリッチな生活ができることがわかります。
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メンズエステで「給与明細」は出してもらえる?
メンズエステとセラピストの関係性は「業務委託」なので、厳密に言えば、法的にはお店が給与明細を発行する義務はありません。
とは言え、ほとんどのメンズエステでは給与明細を発行してもらえるので安心してください。
書式は、市販の給与明細書への手書きやPCで作成された書類などさまざま。
ちなみに、仮にセラピストを「正社員」「契約社員」「アルバイト」などで雇用する場合、お店側には給与明細を発行する義務が発生します。
給与明細がもらえるかどうか心配なら、面接の際にスタッフさんに確認してみるといいでしょう。
メンズエステ求人のチェックポイント【重要!】
「日給〇万円以上可」の謳い文句に注意
メンズエステの求人を見ていると「日給3万円以上可!」といった文言をよく見かけます。
こうした謳い文句を見たら、ちょっと注意してください。
なぜなら冒頭に書いた通り、メンズエステのほとんどは歩合給。なので、客足次第で1日に5万円稼げることもあれば、日によっては1万円にも満たないことも。
「日給〇万円以上可」というのはあくまでも「頑張れば一日にそれぐらい稼ぐことも可能」という意味ですから、額面通りに信じるのは考えものです。
それよりも「90分〇〇円~」などとバック金額を明記してある方が求人広告として良心的。メンズエステで働くなら、そうしたお店を選ぶ方が確実でしょう。
ちなみに、コース料金に対してのバック率は50~60%程度が相場のようです。色んな求人を見比べて、チェックしてみてくださいね。
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「最大」の謳い文句に注意
上でも説明した通り「~可」という宣伝文句はあまりあてになりません。
メンズエステの求人を見ているとたまにびっくりするほど待遇のいい広告がありますが、言うまでもなくそれは「お客様がいっぱい付けばそれぐらい稼げるかも」ということなので、鵜呑みにはしないように。(大事なことなので2回書きました)。
それに似たケースで「最大〇〇円」といった書き方をしている求人広告もよく見かけます。これもあくまでも「お店の調子がいいときは(あるいは人気があるセラピストなら)それぐらいは稼げますよ」という意味なので要注意です。
こうした求人は広告の文面をよく見るとどこかに(大抵は小さな文字で)「バック率○○%~○○%」と書かれてあったりするので見落とさないように。
この場合、お給料がいくらになるかはバック率が低い方の数字を基準に計算してくださいね。
「オプション料金」に注意
メンズエステのお給料としてもらえるのは、コース料金に対する歩合だけではありません。
お店に「オプション」がある場合、オプションに対しての歩合もお給料になります。
ただし、オプションのバック率はお店によってまちまちです。
例えば「ディープリンパ」は全額バック(オプション代がまるまるお給料になる)に対し、ホイップ(泡)やジェルなど備品を使用するオプションは50%バックといった具合。
こうしたお店の場合、コース料金に対する歩合が若干低く設定されていて、オプションを付けてもらわないとあまり稼げないケースも少なくありません。
逆に「全オプション100%バック」を謳っているお店の場合、基本コースの中にオプションに相当するサービス内容が含まれていて、そもそもオプションの選択肢が少ないケースも多いようです。
後者のお店では、デフォルトのコース料金が高めに設定されています。その分、歩合給は高くなりますが、オプション代で稼ぎにくいのが欠点。
せっせとオプション営業をする必要がないので精神的には楽かもしれませんが、どちらがいいかは良し悪し。「こっちのシステムが私に合っていそうだな」と思う方を選びましょう。
また、お店によってはオプションをいっぱい盛り込んだ金額を「最大給与例」としてしれっと求人広告に載せているケースもあります。
金額だけを見て「こんなにもらえるなんてラッキー!」と思わずに、コース時間あたりの金額(分/金額)がいくらになるのかをシビアに計算するようにしましょうね。
まとめ
今回はメンズエステのお給料について解説しました。
この記事でご紹介したのは、ほんの一例です。
給与体系は高級店か大衆店かで違いますし、エリアによっても給与事情は異なります。
一般的には、東京・大阪・名古屋などの大都市ほどメンズエステのお給料はやはり高い傾向があるようです。
また、お店によってはお給料から雑費や罰金などが「天引き」されるケースがあります。
メンズエステ求人に応募する前に、そうした点をきちんとチェックしてくださいね。
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